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日高川町民50人に聞きました!ぶっちゃけ「移住」ってどう思いますか?

日高川町民50人に聞きました!ぶっちゃけ「移住」ってどう思いますか?

日高川町民の皆さんに、移住について突撃でアンケートを取りました!「生の声が聞きたい」「本音が知りたい」と思い、できるだけ対面でのアンケートを重視しました。日高川町の良い雰囲気が垣間見える結果となったので、日高川町への移住を検討している方の参考になれば嬉しいです。

町民の皆さま、突然のお願いにも関わらず、ご協力いただき本当にありがとうございました!

ABOUT US
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佐藤 礼(さとうあや)インタビュアー
岩手県奥州市出身。2021年2月に日高川町へ単身移住。移住後に自身が感じた日高川町や田舎暮らしの良さを伝えたい!とインタビュアーとして活動中。ライター、看護師、農業、SNS運用などパラレルワーカーとして人生を楽しんでいる。 インタビューのご依頼等はコチラから。

アンケートの質問内容とご協力いただいた方の属性

【質問内容】

  1. ふだん移住者と関わりがありますか?
  2. (①でいいえの場合)移住者と交流してみたいと思いますか?
  3. 移住者との交流で嬉しかったこと、または困ったエピソードはありますか?
  4. 移住者が増えることは嬉しいですか?
  5. 移住者にどのように関わって欲しいと思いますか?

【ご協力いただいた方の属性】

年代分布の円グラフ
男女比の円グラフ
3つの地域の円グラフ

想像以上に「ポジティブ」な意見が多かった

アンケートを企画した段階では、否定的で厳しい意見を聞く覚悟でしたが(笑)、ポジティブな意見が多く、うれしい驚きとなりました!(以下抜粋)

ふだん移住者と関わりがあるかの円グラフ結果、はいが62%
移住者と交流してみたいと思う?の結果の棒グラフ、はいが35%
移住者が増えることは嬉しい?の結果、90%がはいと回答

移住者の私の肌感として、移住を喜ぶ声が多いと感じていましたが、ここまで高い割合になるとは想像していませんでした。

移住を喜ぶ理由で一番多かったのは、高齢化率が上がっているために若い世代の人口増加を期待する声でした。

移住者に対し、地元住民の方が好意的であること、そして先輩移住者が良い印象を与えてくれているからこそ、ポジティブな言葉が多く聞けたのだと感じました。

町民みんながアンケートに協力的すぎる

川釣りをしている

実際にアンケートを実施しながら、一番に感じたのは「町民のみなさんがとても協力的」ということです。

私が生活する中で、町民の皆さんが気さくに話しかけてくださる、というポジティブな印象があります。

ですが、私がイメージしていた以上に、全員が前向きに対応してくださり、誰一人として拒否をする人や、足早に切り上げようとする人も居ませんでした。

むしろ「協力できることはします」と言ってくださる方ばかり。30分以上の時間を割いてくださった方もたくさんいらっしゃいました。

気持ちよく対応してくださる町民一人ひとりと話しながら、私はうれしい気持ちでいっぱいになりました。

協力したい、力を貸したい。そんな町民のみなさんの気持ちが、この土地の魅力のひとつだな、と改めて感じました。

1番望んでいるのは「交流」「活動への参加」

町並み

「移住者にどのように関わって欲しいですか?」の質問で、最も多かった回答は「地域の行事に参加してほしい」「地元住民と関わって欲しい」という意見(17人以上の方が回答)。

ただ、移住したばかりの移住者は、どんな地域行事があるかが分からなかったり、実際に移住した後に活動内容を知ることが多いです。

また、今回アンケートを取る中で、初めて地元住民のサークル活動などを知ることができました。

地元住民と交流を重ねることが、活動や、活動内容を知るきっかけになります。

また、地元住民からポジティブな意味で「もっと関わってほしい」という声も多く聞かれたので、移住者は臆せずに、積極的にコミュニケーションを図って良いんだな、と感じました。

町民が「困った」「戸惑った」エピソード

困ったエピソードは意外と少なく(7人は、困ったことがない、と回答)、意見も「人から聞いた」など、当事者の困りごとではないケースも。

エピソードを大まかに分類すると、価値観の違いやコミュニケーションでのすれ違いの2つに分けられました(例外として、家賃を踏み倒した、10数匹の犬猫を飼っていた、などのケースあり)。

地域のルール

  • 「町内放送がうるさい」と言っていた
  • 地域行事(草刈りや祭り)に行かない人がいる
  • 移住者が無農薬栽培をしていた近くの田畑に害虫被害が出た
  • 畑の農薬散布をやめて欲しい、伐採した木を燃やすのをやめて欲しい、と言っていた

コミュニケーションの取り方の違い

  • 都会のやり方を押し通そうとしたり、理屈を言われて困った
  • ニュアンスの違いで「誤解されたかな?」と思ったり、気持ちが伝わらなくて残念に思った
  • 関わりを持ちたがらなかったり、リアクションが薄い人がいて、どう関わっていいのか困った
  • 仕事に困っていたので、様々なアドバイスをしたが、意思が固く、聞き入れてもらえなかった

などの意見が聞かれました。

まずは「知る」を意識してみる

移住者が、今までの経験から培ってきた価値観から「正しい」と思って発言や行動をしても、地元住民の「正しい」とは少しズレてしまう場合があります。

だからこそ、新しく住む土地では「この土地のルールはどうなっているんだろう?」と、まっさらな気持ちで知ろうとする意識が必要かも知れない、と感じました。

私自身、移住したばかりの約1年間は「地域のルールや価値観を知ろう」という心持ちで居ました。

ただ、自分の中だけで勝手に解釈している場合もあったので「地元住民から教えてもらおう」と意識的にコミュニケーションを取るようになったことで、地域の輪郭がハッキリと見えた経験があります。

普段からコミュニケーションを積み重ねていく。とてもシンプルですが、そうすることが戸惑いや大きな認識のズレが生まれない方法のように思います。

せっかくの移住だから「楽しむ」ことを大切に

川沿いの夕焼け

意見の中には「無理に関わりを持とうとする必要はない」「自然体で大丈夫」という声もありました。

交流しなければ、と頑張りすぎる必要はないと思います。ですが「話してみたい」「仲良くなりたい」という気持ちがあれば、ぜひ積極的に関わってみてください!交流を待ち望んでいる住民の方もたくさんいらっしゃいます。

せっかくの移住を楽しんでほしい」と望んでくださる声もあり、新しい土地での暮らしを楽しんで過ごしてみてくださいね。

楽しんで暮らしている移住者の姿は、地元住民の方にもプラスの影響を与えていくと思います。