農業に興味のある方は、「日高川就農ガイド」を見てね。

移住Q&A

移住相談でよくある質問をとりまとました。

日高川町全域を株式会社ZTVが有線インターネットの契約やケーブルテレビの契約をサポートしています。大手プロバイダについては、サポートエリア外であることもあるので会社に直接ご確認ください。なお、携帯の電波状況については、キャリアや場所によって電波の届かない場所もございます。具体的にお住まいになる場所を決められる際には、事前にご確認ください。

都会と比べると選択肢は少ないかもしれませんが、もちろんお仕事はあります。詳しくは、ハローワーク御坊のページでお調べください。また、農業バイトなど田舎ならではの求人というものもあり、高齢化で困っている場所は多々あります。ただ、おおっぴらに募集するのではなく、信頼できる知り合い経由でだけ募集されていることもしばしばあるので、色々な人に聞いてまわるのが良いのではないかと思います。

車無しの生活は、あまり現実的ではありません。自家用車がない場合は、バスなどの公共交通機関を利用していただくことになると思いますが、運転本数が限られています。ご家庭をお持ちの場合は、車を2台お持ちの方が多いです。

日高川町では、トマトやウスイエンドウ、多様な柑橘類、ナスやブロッコリーといった温暖な気候を利用した作物だけでなく、中山間部では千両(センリョウ)や榊(サカキ)といった作物を育てる事ができます。

ただし、獣害などの被害は深刻で山間部では、夜道を走っているとシカやイノシシ、サル、アナグマなどを見かける事も多々あり、「実った作物の半分は、獣に食べられてしまった」といったエピソードはよく聞く話です。

また、作物を売る「農業」をしたいのか、自家消費用に作物を作る「農のある暮らし」をしたいのかは、しっかりと考えておく必要があります。

まずは、特設ページ日高川就農ガイドをご覧ください。

日高川町は、紀州備長炭の産地として有名です。ただ、原木であるウバメガシは伐採後、再生に至るまでに10数年を要する木であることから原木の確保については課題となっています。また、弟子を引き受けてくれる師匠が少なくなってきているという話もあるようで、紀州備長炭というブランドや品質を守るという観点からも職人の道は誰にでも開かれているという訳ではないようです。もし本気で炭焼き職人になりたいというお気持ちがあるようであれば、役場の林業振興課等を通して、炭焼きを実践されている方に直接、お話を聞いてみることから始めるのが良いのではないでしょうか。

各家庭の生活はそれぞれ異なるので一概にいう事はできませんが、家賃や食費は抑えられます。また、お金を使うお店が少ないので一般的には生活コストを抑えられる傾向にあるかと思います。ただし、車での移動が多くなるので、車の維持費やガソリン代などのコスト、暖房やプロパンガスの利用に伴って光熱費は上がる傾向にあるといえるかと思います。

また、修繕が必要な古民家などに住むと、改修などに予想以上にお金がかかります。家の改修などを例にあげると分かりやすいですが、田舎の人は、自分達でなんとかするという精神を持った方が多く、移住される方もそういう精神を持った方が多いです。そういった精神で取り組めば、自分達の創意工夫で支出を抑えることはできるでしょう。

ただ、自分で出来ることにも限度はあるので、ある程度の余裕をもった移住計画を立てることをおすすめします。

都会と比べれば、田畑や山が多いので、適度に虫と向かい合うことも必要でしょう。季節によって、虫が大量発生する年や時期もあるので、ある程度はなれる必要もあるかと思います。

まずは、住まいを清潔にしたり、小まめに草刈りしたりということを心掛けてください。その上で、発生する虫が益虫なのか害中なのかを調べる・知ることから始めると良いのではないでしょうか。生き物達の生態を理解して、ハーブなどを植えて虫を遠ざける方法等を検討してもいいのではないでしょうか。

住まいとの出会いは、運の要素が強く、家探しが難航することは良くあります。役場では、わかやま住まいポータルなどを案内させていただいていますが、必ずしもマッチングが上手くいくわけではありません。自分が良いと感じる家は、他の人が良いと感じる事が多く、その中で理想の家と出会う機会というのはより限られてしまうからです。自分が家選びをする上で優先する条件・譲れない条件というのが、「価格なのか・立地なのか・農地なのか・時間なのか…」、自分の中で整理しましょう。それに応じて、妥協するという事も考えたほうがいいかもしれません。

また、上述のわかやま住まいポータルや不動産屋などで紹介される物件は、当たり前ですが空き家所有者の方から声がかかった物件に限られており、表に出ていない物件というのは他にも多数あります。農業のバイト等を通じて、地域の人と関係性を作っていると表に出ていない物件を紹介してもらえるといった事もありえます。

役場に移住相談に行くと、移住担当の役場職員(ワンストップパーソン)と定住支援員が連携して、移住から定住までをサポートしています。出来る事・出来ない事はさまざまありますが、気軽に相談する相手として、相談してもらえればいいのではないかと思います。

Q&Aは、随時追加予定です。