農業に興味のある方は、「日高川就農ガイド」を見てね。

日本一長い二級河川「日高川」

日高川町の名前の由来にもなっている日高川。護摩壇山に源流を発し、田辺市龍神村を経て日高川町の中心を流れていきます。山あいを大きく蛇行しながら流れているため、実は日本一長い二級河川(都道府県が管理する河川)なんです。アユ・アマゴ釣りの名所としても知られ、シーズンには多くの釣り人が遠方からも訪れます。また、町内上流部にある椿山ダムは県下最大の貯水量を誇り、2015年の和歌山国体カヌー競技でも使用された本格的な漕艇場を有しています。

合併したけど個性健在!各地区の紹介

日高川町は2005年に旧川辺町・旧中津村・旧美山村の3つの町村が合併して誕生しました。
合併により旧町村名は地名としてはなくなりましたが、今でも「川辺」「中津」「美山」それぞれの個性は健在です。

■川辺地区

日高川の最も下流付近に位置しているのが川辺地区。隣接する御坊市の市街地や駅・高速のインターチェンジなどに近く、町内で最も人口の多いエリアです。「笑い祭」で有名な丹生神社や、「安珍清姫伝説」で有名な道成寺などがあり、多くの観光客が訪れます。

■中津地区

川辺地区から日高川を上流へ進んでいくと、次にあるのが中津地区です。御坊の市街地までは車で15分~30分くらいで、ほどよく田舎の雰囲気があり、先輩移住者も多く暮らしています。町の中央公民館である「日高川交流センター」や、300人規模のバーベキューもできる「日高川ふれあいドーム」など、町内外をつなぐ交流拠点が集まっています。

■美山地区

中津地区から更に上流へ進むと、美山地区です。ここまで来ると徐々に山が四方に迫り、本格的に「田舎」という雰囲気になります。国道424号線が美山地区を横断しており、沿線には椿山ダムやヤッホーポイント、猪谷川水辺公園など自然を楽しめる観光スポットが点在しています。